F#の印象

書籍を読んだ感想ですが、言語仕様はErlang以上に「ややこしい」です。
サンプルのソースを読んでもなかなかスーッと頭に入ってきません。

#これを読んで、Erlangのシンプルさというのを非常に痛感しました。

コンセプトとしては、「.NET Frameworkとの互換性もとりながら関数型言語の良いところを組み込む」ということで、手続き型言語的な書き方も許す一方で、ML互換の書き方、F#固有の表現もありということで、プログラマのスタイルによって、同じことを実現するにもいろいろなコードが書ける印象を受けました。

#まあ、ある意味Perl的であります。
#書いたときには、「俺って天才かも!」というファンタスティックなコード
#を書いたつもりでも一ヵ月後には、「何でこう書いたんだっけ?」みたいな。

ML互換ライブラリ用DLLなるものもあり、OCamlやHaskelなどをすでに使っている方は、逆にすんなり入っていけるのかもしれません。