文芸的プログラミング
まあ、いかに効率よく統計処理をして、レポートなりプレゼンを作るか?ということが求められるわけですが、今回はtoolsパッケージのSweave()関数を使って、TeXとして処理しました。
#いわゆる文芸的プログラミングというやつです。
TeX自体は、もう使うのは学生のころ以来で、昔はインストールも設定も面倒でしたが、最近は皆様の努力で非常に快適になっています。
私がお世話になっているのは、こちらのVisual Windows for TeXという統合環境です。
統合環境になっているのが素晴らしい使い勝手を提供しているのはもちろんなのですが、Visual Windows for TeXのインストーラがW32TeXインストーラーをキックしてくれるので、TeX環境もあっさりバッチリ揃ってしまいます。
プロジェクトファイルに、TeXによるコマンドとRを呼び出すコードチャンクというものを埋め込んだものを、filename.Rnwというファイルに記述し、Sweave("filename.Rnw")として処理すると、filename.texが吐き出されます。
何度か、この方法でやっているのですが、コツとしては、
- TeX本体のファイルは別に定義して、Sweaveで吐き出された*.texファイルをインクルードしたほうがいい。
- *.Rnwもほっておくと巨大になるのでこまめに分割したほうがいい。
- 共通の処理や、たくさんの*.Rnwファイルを処理するメインの*.Rファイルを用意する。
というのが効率が良いような気がしました。
本当はプレゼン形式で吐き出したいのですが、TeXでプレゼンを吐き出すというのがあまり慣れていないのでまだうまくいっていません。