収集したデータはどうやって入力する?

今回は、とりあえず、収集した項目数が膨大でExcelにバカ正直に入力するとどこの何を入力しているのか、入力担当が訳わからなくなってしまうような状況だったので、Accessでテーブルとフォームを作り、適便クエリをかけて修正してExcelにエキスポートしてからRに読み込みました。

なぜ、Accessからダイレクトに読み込まないか?と申しますと、これはどうやらAccessの仕様のようなのですが、読み出し時の型は最初の5行くらいから判別しているようで、最初に入力値なしのレコードが5行以上並んでしまうと、データフレームに読み込んだときの型がメチャクチャになって大変だからです。

#なぜかExcelだと大丈夫なんですが。

さて、項目数が膨大だったと書きましたが、フォームを作るときもその手間は膨大で、入力担当の負荷や入力ミスを軽減するようにと思ったのですが、結果的に入力を開始してもらうのが遅れて、不本意ながら非常に負担をかける結果となってしまいました。

で、途中で気がついたのですが、Google Document & SpreadSheetの言語設定をUSにすると、なんと新機能がたくさん増えているではないですか!

特に、非常に使えそうだと思ったのは、Spreadsheetの「フォーム機能」です。

とりあえず、列名をつけておくと、フォームエディタが起動できて(といっても、そんなにすごいものではないですが)、どういう値を入力するか?あるいは単一選択、複数選択、オープンクエスチョンなど、さくさく作ることができます。

#飲み会の希望日時の集計なんか、これで一発で済むような気がします。

また、すばらしいのが、このフォーム、そのままWebフォームになっちゃったり、Gmailアドレスに配信したりできちゃうんです。

複数の入力担当者がいるときでも非常にいいですね。

ただ、ちょっと不便だったのは複数選択の場合なのですが、

  • 高血圧
  • 糖尿病

などの複数選択項目を用意して、両方選択するとセルの中には値として、

"高血圧" "糖尿病"

などと入力されます。

ここの部分は単数選択にするか(入力項目が増えてしまいますが)、後処理が必要になります。