ます、Springについて調べました。
昨日のブログを見て、どうやらSpring自体を勘違いしていたらしいということで、すこし自分でも調べました。
Java・J2EE・オープンソース Spring入門 ~より良いWebアプリケーションの設計と実装
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Spring2.0入門 Java・オープンソース・Web開発自由自在
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まあ、いくつかのポイントがあるようですが、
- Aspect指向プログラミングが簡単にできるような支援フレームワークがある
- SingletonやFactoryを隠蔽化して、さらにリフレクションも使わず、XMLで定義した内容で初期化されたインスタンスを返すフレームワークを基本構造とする。
という考え方のようですね。
Aspect指向については、あれば便利だなと思ったことはありますが、必ずしもそこいらじゅうのコードに埋め込まなきゃなんないようなものではないと思っています。
あと、DI(Dependency Injection)ですが、これもまあまあ便利かなとは思いましたが、このxml設定ファイルを手動で用意するのが面倒というか、ダサイような気がします。
例えば、今はVisualStudioやCBuilderなどでは、GUIビルダーでいろいろ貼り付けるとそのリソースファイルとコードが同時生成されて、矛盾が生じないような工夫がなされています。
そういう意味では、POJOで定義したオブジェクトと同期をとったXML設定ファイルのスケルトンが自動生成されて、それを埋めればよいだけとか、そういう支援機能がないととても面倒そうだと思いました。
あと、読んだ本がJavaとWebアプリケーションシステムを念頭に置いた本だったからかもしれませんが、アプリケーションプログラムの設計にどのように組み入れることで、柔軟で効率的な開発ができるか?という点がなかなか想像しにくかったです。
#例えば、Java/WebプラットフォームではJDBCやらJSPフレームワークについてのサポートクラスがあって便利そうですが、
#あれを自分で.NETを使ったクライアントアプリケーションに使うためのコードを書くのかと思うとぞっとします。