Oral verapamil effectively suppressed complex ventricular arrhythmias and unmasked U waves in a patient with Andersen-Tawil syndrome.

Oral verapamil effectively suppressed complex ventricular arrhythmias and unmasked U waves in a patient with Andersen-Tawil syndrome.

恥ずかしながら、Andersen-Tawil syndrome(ATS)というものがあって、そのATSの患者はbidirectional ventricular tachycardia (BVT)、一拍毎に異なる形状の不整脈が交互に現れるような心室頻拍が起きていたが、経口ベラパミールの投与により効果的にVTを抑制することができたという話のようです。

 Diagnosis of an uncommon case of myocarditis by cardiac magnetic resonance imaging: Ventricular tachycardia caused by inflammatory left ventricular microaneurysms.

Diagnosis of an uncommon case of myocarditis by cardiac magnetic resonance imaging: Ventricular tachycardia caused by inflammatory left ventricular microaneurysms.

左室の微細動脈瘤の炎症に起因して心室頻拍(VT)が起こっていた症例について、通常とは違う設定でCMRIを撮像したことが診断にとても役立ったという話のようです。

 Ablation of atrial fibrillation in patients with heart failure: reversal of atrial and ventricular remodelling.

Ablation of atrial fibrillation in patients with heart failure: reversal of atrial and ventricular remodelling.

心不全かつ心房細動を持っている患者に対して、カテーテルアブレーションによるPVアイソレーションを施行したところ、EF、左房径、左室径が改善して、心不全が治った?という話のようです。

 Atrial fibrillation following transcatheter closure of patent foramen ovale.

Atrial fibrillation following transcatheter closure of patent foramen ovale.

アブストラクトがないのでよくわかりませんが、カテーテルを使った卵円孔閉鎖デバイスを使ったあとに心房細動がおきたという話のようです。
右室-肺-左房間の(血管)抵抗が高いとか、どこかに閉塞があったなどの理由で右心房の容量負荷が高まってしまったのでしょうか?

#卵円孔が開存していれば、その負荷は左房に逃げる
#わけですが、その卵円孔開存によってどの程度の血中
#酸素濃度の低下があったか?にもよりますね。
#心房中隔欠損(ASD)とあるわけではないので、そのままでも
#問題なかったようにも感じますが・・・。

Electromagnetic interference produced by a hearing aid device on electrocardiogram recording.

Electromagnetic interference produced by a hearing aid device on electrocardiogram recording.

にわかに信じがたいですが、補聴器が心電図記録に対して電磁干渉を起こしたという話です。
よく読んでみると、心房細動で心室レートが落ちたためにペースメーカーをいれている患者が、FMトランスミッター(169.40-176.00 MHz and 214.00-220.00 MHz)で動作する補聴器を利用していて、首につけるループアンテナが結果的に心電図電極の近くになってしまったことが原因らしい。

Stretch-activated currents in cardiomyocytes isolated from rabbit pulmonary veins.

Stretch-activated currents in cardiomyocytes isolated from rabbit pulmonary veins.

細かいところまでは理解できませんでしたが、ウサギの肺静脈(PV)から分離した心筋細胞において、ストレッチ(引き伸ばし)に
よって膜電流が発生する詳細なメカニズムが判ったという話のようです。

以前より、

  • 心房細動(AF)は肺動脈(PV)からのPACトリガーにより誘発・維持される。
  • 心房細動の発生しやすいような基質(Substrate)はメカニカルストレッチ(心房負荷などによる機械的な伸展)に起因するリモデリング(自律的な適合)によるものである。
  • 肺静脈と左心房の結合部分は電気伝導能を持つ心筋細胞と電気伝導能を持たない血管細胞が複雑に絡み合っている。

ということが言われておりましたが、臨床的経験のみでなく、実際にチャネルレベルでのメカニカルストレッチにより発生する膜電流のメカニズムの詳細がわかったというのは意義が大きいかもしれません。

py_interfaceの導入

まあ、CEANの使い方がわかったからまあいいか。

そしたら次はErlang-Python間のプロトコールインターフェースであるpy_interfaceの導入です。

先人の教えとはありがたいもので、

じじぃの日記、ツッコミ可

の教えに従い、導入とサンプルの実行をしてみました。

一見うまくいっているようだったのですが、コマンドプロンプトpythonを実行したせいか、
python側の出力が確認できず。

#でもエラーも出ないのでうまくいっているのかも。

なんだか実りがあったんだか、なかったんだか・・・という1日でした。