画像処理ライブラリとしてのOpenCV
まずは、最近日本語のOpenCV本が出ていますね。
- 作者: 奈良先端科学技術大学院大学 OpenCVプログラミングブック制作チーム
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2007/09/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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OpenCVはもともとインテルのImage Processing Libraryという売り物のライブラリの一部分をオープンソースにしたものと聞いています。
ライブラリ内でも、画像を格納する構造体の名前などにその形跡をみることができます。
OpenCVの特徴としては、
- 静止画・動画・キャプチャ画像や画像ファイルフォーマットを意識することなくライブラリ内に画像を読み込める。
- 定番の画像処理アルゴリズムはすでにライブラリ化されている。
というあたりに利点があるように思います。
ただ、C++ですので、.NETとの相性は正直言ってよくありません。
そこで過去にSharperCVというOpenCVの.NET移植版を利用する方法の記事を過去に書いたことがありますが、もうShaperCV自体のサポートは停止しているという状況だったりします。